どう考えても自分だけ大気汚染が進行し人の顔をしたゲロ汚物が魂のステージダウンという毒を売って渡る2080年代に生きていて,決して窓の一つも開けることができぬと,そういう恐ろしい世界観が出来上がっていると気づいた時,もう二度と外界と接触しないという究極の取り返しのつかぬ選択の他にする余地というものが無くなっていたという話。