虚空

はっきりとその情景を覚えている夢がある。 気づいたらどこかもしれぬ寄席におり,そして奇妙なことに僕らは周りの人と同じフロアに座ることになっていた。それも小綺麗な格好をした若者がど真ん中に一列で座るときている。こんなものに戸惑わないはずがない…

インターネット

nginxの.confファイルを適当に弄っている次第だけど実際に動くようにするにはsuperuserの権限を通してごにょごにょしないといけないらしい。めんどくさいので二日間くらい放置している。 やはり権限云々の周辺に無頓着なままの所為でよくわからない感じに塞…

惰眠

16時起床。のべ12時間睡眠といったところか。 昨日からの変化としては,昨日届いてすぐに開けた炭酸飲料の缶について、これを積み上げていたものが崩れていたくらい。寝相のせいなのか。若干残ってはいたらしく,診療所の問診日一覧の紙がひっついてその内容…

残滓

後頭部が痛い。 立っていても寝ていても目の前のものと隔離がされているらしい。そこにある、あった、ありうる、その総てがもはや僕と相互作用しえないようですらある。 納得がいかない。触ってみて、或いは口に含んでみてようやく如何なる実体か掴むことが…

醒めたら朝だったとかいう夢

安寧に程遠き大地にまた同じ生を受ける。 もはや自明とされて久しいその不自然なルーティーンを繰り返し,これに抵抗しようにも拒絶することを許すことは到底できそうにない。 2日目。嫌な習慣だ。とても長々書く気にはならない。かがを求めてかげに投ずる。…

匿名

やっていられるか。もはや悪態ばかりついてそこいらのものを飽きるまでかなぐり捨てる以外にやるべきことなど思い浮かぶはずがなかった。 重力に置かれる限り永遠普遍のことそれきりだった。 何も書けない。書く気がない。色のないかげが僕を襲う。さっさと…